結婚後小話 ラブ遺跡、夏の恋人、冬の恋人

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侯輝×天理(年下×年上)絶賛リバあり。

1P:3人称 馬鹿なお話
2P:夏の天理視点
3P:冬の侯輝視点

言い訳コーナー:
重い話嫌じゃーうわーぁぁぁぁ!となって気晴らしで書いた小話集


久々に天理と侯輝は二人で古代遺跡の探索に出かけていた。
その遺跡は古代西暦期後期の建造物を比較的現存したまま残されていた遺跡郡の内にあった。比較的探索しつくされたエリアであり、天理としては歴史的な価値があるものはそこまで期待していなかったが、最近奇跡的に残っていた施設が偶然復活を遂げた為、当時の生活が垣間見える遺物などが見つかるかもしれないと冷静を装いつつ内心ワクワクしており、侯輝はそんな天理の内心を察してひっそりと微笑ましく思いながらも愛する伴侶を護る為、警戒を怠る事無く周囲に神経を尖らせた。
そこは古代の宿泊所らしく4階建てで随所崩れていたり蔦に覆われてはいたが、造形としては小さなお城にも見えなくもない建築物だった。入ってすぐのエントランスは狭いが二階までの吹き抜けになっており、奥に二階へと続く階段が見える。復活した施設の一部が稼働しており、所々チカチカと点滅していたり消灯していたが移動するには不自由ない程度に灯っていた。受付らしきカウンターを探索すると施設内のキーらしきものが見つかったので各部屋の探索の為、拝借しておく。
「天理、モンスターの気配は無さそうだね。宿泊施設なら罠の類も無さそうだし、端から調べていく?」
「ああ、そうしよう」
その宿泊所はラウンジや喫食エリアが存在せず素泊まりの宿泊施設なのか?と思いつつ手近な部屋の扉をキーで開けて入ると普通の宿泊施設にしては違和感を感じた。入ってすぐはソファーなどありがちなもので構成されていたが、他の構成が少しおかしい。天井にはなぜかミラーボール、豪華なシャンデリア、ガラス張りのシャワールーム、天蓋付きキングサイズのベッド、ベッドの真横と天井にもなぜか鏡。ベッドサイドのパネルには謎のボタン装置。
「これは………..」
「ねーねー天理、この部屋っていうかこの遺跡さ、ラブホテルっぽくない?俺ちょっと興奮してきたかも♡」
「……お前なぁ」
はしゃぐ侯輝を見て呆れた表情をしつつ、古代技術が駆使されたラブホテルという空間に少なからず興味があった天理は内心ドキドキしていた。
「んー?天理こういうの嫌いじゃないでしょー。顔赤いよ」
「うるさい、次行くぞ!次!」
「えー見てかないの?ボタン押せば動くかもよ?天理の大好きな遺物だよー?」
古代語は読めない侯輝だったが住居内に危険は無かろうと適当にボタンを押してみる。するとまだ動作する様でどこからともなく音楽が流れてくると同時に壁だと思っていた所に映像が映され、音声が流れてきた。
『二人のラブを試そう!ラブラブアドベンチャー!エントリー受付中!』
「なっ!んだこれ?!」
「凄い!なんかおもしろそうだよ天理!」
侯輝が目をキラキラさせながら興奮し、天理がその現代では実現不可能な技術に唖然とする中、『♡遊び方♡』と記された映像が流れる。なんでも古代のラブホテル協会とやらが制作したらしい。このラブラブアドベンチャーとやらは、画面に映るレースマシンをカップルで操作し、ゴールを目指すというものらしく、セックスの行為によって得点を競うゲームなのだとか。全国のラブホテルに通信で繋がっているらしく優勝したカップルには豪華景品が貰えるらしい。
「ふーん……」
「えーっ!もうちょっと興味持とうよ!やろうよ天理ー!俺達なら優勝間違いないよ!」
「は、はぁっ?!」
古代の高度技術には非常に興味がありつつもその内容に全力で興味の無い態度をとる天理に侯輝は興味を引く様に熱心に語りかける。
「天理ほんとは興味はあるんでしょ!?遺物だよ!?セックスしたらどんな仕組みで動くとか興味絶対あるでしょ?豪華景品も未知の遺物出てくるかもよ!こんなにちゃんと動く遺跡なかったじゃん!ね?ね?」
「うぐ…そ、それは……まぁ……ちょっとは……」
天理の遺物好きを巧みに突きつつその気になる様にさりげなくボディタッチを織り交ぜると「ぅ…分かった…やる」とまんざらでもない様子の天理に侯輝は内心ガッツポーズをしたのだった。

室内の安全を確認し、ガラス張りのバスルームで水しか出なかったが体を清めつつ、やっぱりそこでもはしゃぐ侯輝を横目に初めて使うラブホテルでかつ遺跡という稀な環境になんだかんだでワクワクとしてしまう天理だった。
すぐに脱ぐ事になるだろうと一糸纏わぬ姿でベッドに戻ると早速ラブラブアドベンチャーにエントリーする。ライバルのカップルはウサギやら犬やら可愛らしいキャラクターで表示され自分達は猫らしい。今からやる事を考えると天理はちょっと複雑な気分になった。ゲームの操作はどういう原理か分からないが二人の首にチョーカーをセットし、そこからセックスで生じる快楽などからラブラブポイントを取得、ゲームに反映させていくというものらしかった。
エントリーするとベッド脇の壁が小さくパカリと開き出てきたチョーカーを互いの首に付け合う。天理は普段のセックスと違い今からする事がなんとなく恥ずかしくなり俯いて顔を赤らめた。
「天理、やっぱりこういう遊びながらスルの、嫌?」
「……いや、たまには楽しまないとな。お前と一緒なら大丈夫だ」
侯輝が気遣う様に言うと天理は首をふるふると振り微笑み、侯輝はにこりと微笑み返した。
「無理しないでね。でもせっかくだからいっぱい楽しんで気持ちよくなろーね」
「ん」
侯輝がリラックスさせる様に天理に優しくキスをし、天理は照れつつも微笑む。二人の間に愛情の籠った交わりを予感させる雰囲気が漂って……いたのだが。
『スタートボーナスゲット!~♪』
二人が見つめあっているといきなり画面に表示され派手な音楽と音声が流れる。
『チョーカーをセットした瞬間からラブラブアドベンチャーは始まっています!いい雰囲気頂きました!本番も大事ですがお互いを想い合う心も大事!猫チームのお二人にはスタートボーナスを進呈です!』
「えぇー……」
「……そのいい雰囲気がぶち壊しだよなこれ」
侯輝はボーナスとやらは嬉しいが折角天理が可愛くなったところだったのにとがっくりし、天理は気遣ってくれた侯輝に内心ときめいていた所を水をさされたので不満を漏らした。
「あーもう!こうなったら絶対優勝だよ!俺達が一番ラブラブなんだから!」
「ああ、そうだな」
もうこういう雰囲気でやるゲームなのだろうと、ややヤケクソ気味だったが侯輝がさっと気持ちを切り替えると天理もそれに見習い続く様に同意した。

『ではレーススタート!レッツラブラブセックス!まずはキスから!ディープキス推奨!GO!GO!!GO!!!』
画面上に可愛らしいイラストの猫の乗ったレースマシンが映し出されスタートした。2人の首に付けられたチョーカーからラブラブポイントが取得され、画面上に表示される。
侯輝は天理の腰に腕を回し抱き締めながらキスをし、天理は侯輝の首に腕を回しキスに応える。角度を変え互いに味わいつつ時折愛おしそうに目線を交わしながら深く深く口づけを交わす。
『おおっと!猫チームいきなりラブラブムード全開!これは激しいぞ!みるみるポイントをゲットしていくー!』
実況音声が二人のラブラブっぷりを盛り上がる。
「んっ……天理…ふはっ……んんっ……♡」
「んっ……んっ……侯輝…んんっ……んっ……♡」
『ここで犬チームが早くもボディタッチに移行!犬チームの彼女さんの乳首は敏感なのかな?!大きくポイントゲット!猫チームに追い上げを見せているぞ!』
「ふは…これは負けてられないね。猫チームの彼女さんも凄い敏感だって事知らしめてあげるよ!」
「誰が彼女さんだっ!あっ♡」
侯輝は天理をベッドに倒すと片方の胸の突起に指を這わせ摘まんだりつつもう片方に吸い付くと、天理はビクビクと体を震わせた。
『おおっと!猫チームの彼女さんも敏感だ!またまた大量ポイントゲットで引き離すー!』
「ほーら俺の天理の方が敏感だもんね。どんどんいくよ!」
「ああっも、ばかっばかっあぁっ♡」
天理は得意げにドヤ顔する侯輝に羞恥のあまり涙目で力なくぽこぽこと叩くも、侯輝にしてみればそんな天理も可愛いらしく興奮する材料にしかなっていなかった。侯輝は天理の胸の突起を可愛がりつつ脇腹をアダムタッチで天理を震わせつつ下へと手を滑らせていく。立ち上がったそれを握りこむと優しく揉みしだいた。
「あぁっ……♡んっ……ぁっ……♡」
『おおっとぉ!ここでウサギチームいきなり挿入キター!物凄い勢いで追い上げてきたぞ!トップの猫チームを追い抜いた!』
「むぅっ!天理だってこんなに感じてるのにっ!でもこれからだよっ」
「んっ…侯…輝…」
『ここで犬チームも挿入開始!ウサギチームとの混戦になるのかー!?頑張れ猫チーム!』
侯輝は少し焦りつつ天理の後孔に手を伸ばし、ローションを使いいつもの様に解しつつ前立腺を責め天理をさらに溶かしていく。されど画面のレース展開は芳しくふるわなかった。
「あっ……♡はっ……んっ……♡」
「うぅ~天理のここ凄いトロトロで気持ち良さそうなのにぃ」
「はぁはぁ……焦るな侯輝」
「えっ」
天理は甘く吐息を漏らしながらも侯輝の頬を両手で包み込むと落ち着けと侯輝を諭す。そしてそして首のチョーカーに指をなぞらせた。
「ラブを測るチョーカーは俺とお前二人についているんだ…俺だけがヨくなってもダメなんだよ……つまり」
侯輝は天理のもう入れろという意図を理解つつも躊躇った。女性ではない濡れない天理はろくに慣らしもせずにいきなり挿入すれば傷つけてしまう。侯輝とてどうしても遅れは否めない事は分かってはいたのだ。
「でもっまだ入れるのは早いよっ」
「ありがとな、もう、大丈夫だから。絶対、優勝、するんだろ?」
「無理してない?」
「ん…だいじょぶ、だ…それに、お前にも気持ち良くなって欲しいから」
天理は侯輝の頭を撫でると照れつつも優しく微笑む。侯輝は天理の笑みにきゅーんと胸を高鳴らせると、せめて痛みを軽減できる様にと更にローションを足そうと手をのばす。するとチョーカーが出てきた壁の扉の下に、最初は無かったローションらしき物が追加で置いてある事に気づいた。
「なにこれ?追加サービスかな。古代語読めない……」
ローションを手に取りそう呟く侯輝に天理が代わって読み上げる。
「ん、何々…スタートボーナス スペシャルローション?新処方の天然ハーブ配合で感度倍増、弛緩効果とリラックスアロマの香りでスムーズな挿入を助けます。これを使えば優勝間違いなし!だと」
「「……これだ!」」
侯輝は早速蓋を開けローションを手に取り、スペシャルローションを自分の性器に塗りたくる。そして顔を赤くしながらもさあ来いとばかりに脚を開き受け入れる態勢をとる天理の後孔にも塗り込んだ。
「うわ。これ凄いなんかもうちょっとゾクゾクする」
「っ……早く来い」
スペシャルローションの効果で微かに震える侯輝を見て少しだけむっとしたように天理が早くと促す。気持ち良くなるのは俺に入れてからにしろよなんて天理は恥ずかしくて言えなかったが。侯輝はそんな天理を察し、可愛いくて仕方がないと顔がゆるゆるに緩みそうになったが気分を損ねてはなるまいとローションの効果に堪えるよりも必死で抑えた。
「一人で気持ちよくなっててごめんね。じゃあ、いくね?」
「ん…」
そう気遣って貰えるとむっとした気持ちなどあっという間に霧散して天理は体から力を抜き受け入れやすいように心も体も侯輝に開け放った。そんな天理の様子を見て侯輝は一安心しやっぱり可愛いなあと結局顔を緩めてしまいながら天理の腰を掴むと後孔目掛けて己自身をゆっくりと埋め込んだ。
「あぁぁ…♡♡……あ?!ああっ!!♡♡」
「っ……くぁっ!!♡」
天理はまず、いつもの様に挿入時に感じるビリビリとした身動き一つ取れなくなる程の感覚が全身を駆け巡っていた。と程なくしていつもとは違う何かが体を覆い始め天理は困惑し侯輝を締め付けていた。
『おおっとぉ!遅れ気味になっていた猫チームが一気に追い上げてきた!まだレースは分からないぞ!』
「あっ!なっん、だこれっ!ああっ♡や、あっ♡ああっ♡♡」
「ああっ♡天理♡これ凄いっ♡気持ちいっ♡天理っ♡天理っ♡」
スペシャルローションの効果で想定されていた痛みは無くなり、程よく滑らかな粘液が注挿が動きをより激しくし、互いの秘所から伝わる快楽を倍増させる。侯輝と天理はその麻薬にも似た効能に溺れそうになりながら互い腰を揺すり合い、打ち付け合う。二人の結合部からはローションと腸液と先走りの混ざった淫靡な水音が響いていた。
「ああっ♡あっ♡うぁっ♡ああっ♡♡ひぁっ♡♡だめ!ぅあ♡侯輝♡だめ♡ああっ♡侯輝っ♡」
「くっ♡うっ♡ああっ♡天理凄い♡凄い♡あ¨あっ♡天理♡天理♡天理ぃっ♡」
天理はその快楽の強さにダメダメと黒髪を振り乱しながらも勝手に動いてしまう腰と更にどうしようもなく求めてしまう体に涙を流し鳴き喘いでいた。
侯輝はそんな天理の痴態にさらに煽られてしまい、もはや自分が何を言っているのかすら分からなくなっていた。ただひたすらに愛しい人の名前を呼び、獣のように欲望のままに腰を打ち付ける。
『凄い!猫チーム更に加速!単独トップに躍り出た!犬チーム、ウサギチームが追い上げを見せるがどんどん差が広がっていく!されどハイペースすぎないかー!?』
「ああっ♡だめっ♡だ♡もっ♡いくっ♡いっ♡侯っ♡俺っ終わっちまう!」
独走態勢に入ったとはいえレースはまだ終盤を残していた。欲求に従いここで精射して終わってしまえば優勝を逃してしまう。こんな所も自分が男で何度もいけない体である事の弊害を感じてしまって悔しく思う天理。
「任せて!」
だがそんな杞憂を払うように侯輝は声をかけると、そそり立ち今にもいきそうに前走りを滴たらせた天理の陰茎の根本をぎゅうと握り込むと、激しい動きを再開した。
「あっ!?やっ♡なにすんっ!あっ♡ああっ♡離せっ♡やああっ♡」
「ああっ♡更に締まった!頑張って!天理♡天理ならできるはずっ!」
「っを?!あっ♡やっ♡ああっ♡離しっ♡やだっ!んっ♡ああっ♡ああっ♡」
射精を封じられた事で苦しそうに悶える天理だったが、侯輝は腰の動きを早めていく。レースは止まらずにすんだが、いきたくて出したくて堪らない天理の体にスペシャルローションがもたらした効果なのかまた異変がおこる。後孔の中を擦られる度に、ビリビリとした感覚が背筋を走り抜け脳髄が蕩けそうになっていた。
「やだっ♡頭おかしなっ♡ああっ♡ああっ♡侯輝っ♡侯輝っ♡も、らめっ♡やああああ♡♡ーーーっ♡♡♡」
「んぐっ!」
天理は射精できぬまま、侯輝に後孔を突かれ続け、ついに後ろだけで達していた。侯輝はその強烈な締め付けにギリギリ耐えると、少しだけ動きを止める。
『猫チーム、更に加速!心配されたペース配分をものとせず独走態勢だー!!このまま優勝か!?だがペースが緩んだぞ!』
強烈な快楽の中後ろだけで達した天理は荒く息を吐きながら放心状態。侯輝はそんな天理を抱きしめ、労るように背中をさする。
「後ろだけでいけたね♡凄い♡天理♡」
「はぁ♡はぁ♡ぅぅ♡はぁ……♡ん…♡」
侯輝は優しく頭を撫でながら天理の耳元に囁くと、まだ敏感な天理の体は小さく震え、天理は出してもいないのに嘘の様な気持ち良さと未だに感じて止まらない体に困惑していた。だが撫でてくれる侯輝は未達である事を思いだし力無くも声を出す。
「ま、だゴールしてない、よな……」
「うん、ごめん。もう少し頑張れる?」
「ああ、お前の好きに、動いて良いぞ」
侯輝の言葉に天理はこくりと小さく首肯すると、力なくも微笑んだ。
「えへへ♡ありがと♡でも一緒に気持ちよくなろ?♡」
そう言うと侯輝は腰をゆっくりと動かし始める。それは先のような激しさはなく、ゆっくりじっくりと確かめ合うような動きだった。
「ふっ、あ♡あぁ……♡侯輝、あ♡あぁ♡気持ち、ぃ♡侯輝♡気持ちいいか?♡ん……♡侯輝♡あぁ……♡」
「あぁ…♡うん♡気持ち良いよ天理♡離さないでって♡いっぱい絡み付いてくるよ♡」
喘ぎながらの問い掛けに侯輝がうっとりと答えると安心したように表情を和らげる天理。侯輝はその顔に愛おしさが込み上げて、思わず口づけると舌を絡める濃厚なキスをした。
天理は侯輝が愛おしそうに自分を見つめ自分の体に悦んでいる姿を見て心の底から快楽に溺れ、侯輝は天理が幸せそうに快楽に浸かり自分が求められている事に全身で幸せと愛楽を感じていた。
後孔だけでイク事を覚えた天理はその後何度も小さく達し、その慣れぬ感覚に戸惑いつつも、何度も愛おしそうに求められると侯輝の腰に脚を、背中に腕を回し、離れまいと必死に抱きつく。応えるように侯輝も天理を力強く抱きしめた。その行為は激しく無くともその愛に満ちた交わりは画面上のレースマシンを他の追随を許さぬ程に加速させていた。
『凄いぞ猫チーム!再加速したまま止まらない!犬チーム、ウサギチームが追い上げを見せられるか!おおっと!ここでウサギチームが脱落!残るは猫チームと犬チームのみ!ゴール目前!さあ優勝するのはー!?』
「ああっ♡天理♡好きだよ♡天理♡天理♡♡」
「あぁっ♡ぁっ♡♡好きだ♡侯輝っ♡侯輝っ♡ああっ♡♡」
力強く腰を打ち付ける侯輝と腰を揺らす天理の動きがシンクロした瞬間、二人は互いに強く抱きしめ合い、互いの名を呼び絶頂を迎えた。
「んーーーっ♡♡♡」「くっあ¨ぁぁっ♡♡♡」
天理の体がガクガクと震え侯輝を締め付けると、どくんと侯輝の体が脈打つと同時に、熱い飛沫が天理の腹の奥底へと注ぎ込まれた。
『ゴーーーール!!!優勝したのは猫チームです!!!おめでとうございます!!!~♪』
画面の猫のレースマシンがハートのゲートを潜り抜けると祝いのファンファーレが鳴り映像に♡Love Congratulation♡の文字が派手に映された。
「はぁっはぁっはぁ♡やっ、たね、天理♡」
「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ…♡ん…♡」
侯輝は荒く息をしながら天理に声をかけるが興奮冷めやらぬのかその声は甘く掠れて熱を帯び、天理は余韻に浸っているのかぼんやりとした様子で、侯輝の声にもただ荒い息を吐き辛うじて微笑むと頷いた。
『素晴らしいラブラブポイントを記録し見事優勝された猫チームには優勝賞品が授与されます!ラブラブなお二人のLOVEな生活に是非ともお役立てください!ご使用になったチョーカーは参加賞になります。それでは!ラブラブアドベンチャーへのまたのエントリーをお待ちしております!~♪』
ゲーム終了の音声と共にチョーカーが出てきた壁の扉から、優勝賞品とおぼしき薄手の小さな箱がまだ荒く息をつく二人の横にぽとりと落ちた。
「はぁ、ふぅ♡賞品なんだろ、面白い遺物だといい、ね。ん?天理?」
賞品の箱の中身を確かめようと手を伸ばそうとする侯輝の手を天理が留める。賞品早く見たくないのかな?と天理を見るとやはりまだ息が荒く顔を火照らせ甘い吐息すら漏らしながら侯輝を見上げており、侯輝は達したばかりだというのに思わず喉を鳴らした。
「はっ♡はっ♡んっ♡なぁ侯輝、俺、なんかおかしいんだ。まだ、その……後ろが疼いて…お前さえ良ければ助けてくれ……ダメなら一人でスるから…」
「!!!」
恥ずかしそうに脚をもぞもぞと擦り合わせ、切ない声で訴えてくる天理の姿に侯輝は興奮しすぎてくらりと目眩がし、実はまだ少し興奮気味だった侯輝の侯輝は驚くほど見事にビン!と復活した。ふと侯輝の視界に先ほどのゲーム中にゲットしたスペシャルローションが目に入り手に取る。
「任せて♡実は俺もなんかいつもと違くて…ねぇ天理、今の状態、ひょっとしてコレのせいなんじゃ?」
「あ…!」
先ほどは情事中だった為、確認を疎かにしていた事を天理は思い出した。体をムズムズとさせながらも侯輝が手にしたスペシャルローションの注意書きを改めて読み直す。感度倍増やリラックス効果の他に記述された小さな注意書きを読み直す。
「効果時間は個人差はありますが……おおよそ一晩です?!この状態が一晩?!」
「わぁ……これ凄いなぁ」
顔がまだ火照っているのに器用に青ざめる天理と対照的に感心してスペシャルローションを眺めている侯輝。
「歓心してる場合か馬鹿っ!一晩中後ろ疼きっぱなしとか耐えられるか!」
脚をもぞもぞと擦り合わせ半泣きで訴える天理に侯輝は照れた様に笑いながら「そお?」と呟く。
「大丈夫!任せて!俺もスペシャルローションの効果でビンビンだから朝までだって付き合えるよ♡」
「なっ……体力モンスターのお前じゃあるまいし俺にできるかっ!よし分かった。侯輝、俺を気絶させろ、そしたら俺は寝て起きて朝だ」
天理のモジモジとした仕草に興奮し、早速盛り上がろうとしていた侯輝に、天理は反論し、自分だけ気絶して朝まで乗り切ろうと提案する。
「やだー!酷いよ、俺、愛しい人のこんなエロい姿を見て朝まで一人でシてろって言うの?!」
「じゃあ俺を眠姦すんの許してやるから」
「そんな酷い真似俺ができる訳ないでしょ!?寝てる天理としたって俺全然嬉しくないよ!ねー俺頑張るから、天理ができるだけ疲れない様にするから、がんばろーよー天理ー♡天理ー♡」
お互いむずむずと火照った体のまま口論し、侯輝が天理の無茶振りに反論しこんな時は実力行使あるのみと天理をぎゅうぎゅうと抱きしめお願い♡お願い♡と天理をその気になる様に焚きつける。普段ですら侯輝のスキンシップお願い攻撃に弱い天理は火照った体が耐えられる訳も無くぐらりと心が傾いてしまった。
「ぅぅ……分かったよ」
「やった♡よーしじゃあがんばるね!♡」
「……媚薬の効果が続いても、俺の体力が朝まで持つか分からないからな?」
天理が頷くと侯輝はもう十分興奮していたので早速ニコニコと天理に覆いかぶさりキスをした。天理は苦笑しつつも何のかんの侯輝に求められる事が嬉しくて自分からも侯輝の背に腕を回し、媚薬のせいなのだと自分に言い訳しながらもう一度とキスをねだるのだった。

結局明け方近くまで盛り上がってしまい、流石に疲労困ぱいした二人はそのまま泥の様に眠りこけた。目覚めた時には既に昼過ぎになっており大幅に予定が狂ってしまった事で遺跡の探索を簡単に済ませると急ぎ帰還する二人だった。
尚、ラブラブアドベンチャーの優勝賞品は全国ラブホテル共通プリペイドカードで、現代では使い物にならない代物であり、状態こそ良かったが解析も難しく古代資料室の片隅にひっそりと追加される事となった。勿論正確な入手経緯は恥ずかしすぎると天理によって伏せられた。
そしてスペシャルボーナスとしてゲットしたスペシャルローションはアダルト商品とはいえ価値ある遺物である事には違い無い為、正式に成分の鑑定を依頼したところ、確かに短期的に一、二時間程度の媚薬効果は存在するが商品説明の通り朝まで持続する効果は無く、朝方まで遺跡ラブホテルで盛り上がっていたのはローションの効果でも何でも無い事が判明すると天理は真っ赤になって恥ずかしがる事になった。
「天理、俺達薬なんて無くてもラブラブだね♡」

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